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#CookForJapanとは
#CookForJapanは#(ハッシュタグ)が表すように、Twitterから始まった活動です。台風という自然災害で被害を受けた、いつもお世話になっている農家さんを応援したいというシェフ・パティシエ・料理関係者の集まりです。
活動が始まったきっかけ
きっかけは南仏、カーニュのレストラン「La Table de Kamiya」のオーナーシェフ神谷隆幸がつぶやいたタルトタタンのツイートでした。
本当に本当にできれば、でよいのですが、お菓子教室取られてる皆さまも、そうでない人も。
— Takayuki KAMIYA (@Taka09KMY) October 22, 2019
被害に遭われた農園のりんごをまだ買えるならそこで買ってタルトタタン作ってくれたらちょっと嬉しいです。たくさん消費できるので。
もれなくレシピ渡したいとこだけど確認できないしどうしようw pic.twitter.com/gXV64qvbLC
このツイートを目にしたパティシエ・シェフが自らの大切なレシピを公開して、リンゴ・カブ・サツマイモ・梨など、多くのメニューについてのレシピを投稿しました。その数、2019年を終える時点で100以上。
この活動に賛同しているシェフ、パティシエ、編集者などが集まりできたのが、現在のCookForJapanです。今後、幅広く、継続して応援していくために一般社団法人化することにしました。
→ メディア掲載履歴
CookForJapanのメンバー
メンバーは南仏の神谷シェフをはじめ、全15名。それぞれのお店とTwitterアカウントだけご紹介しましょう。詳しい情報は、お店のウェブサイト、またはFacebookページなどでご確認ください。
- 神谷隆幸(南仏カーニュ / La Table de KAMIYA →ウェブサイト @Taka09KMY)
- いがらしろみ(神奈川県鎌倉市 / Romi-Unie Confiture →ウェブサイト @romiunie)
- 石川雄一郎(東京都港区 / 土佐しらす食堂二万匹 →Facebookページ @u1_i)
- 江六前一郎(編集者 @icro_erkme)
- 小野田裕也(愛知県豊田市 / 車街酒場 WAO! →ウェブサイト @yuyacake0301)
- 表原平(徳島県上勝町 / ペルトナーレ →ウェブサイト @tairantooo)
- 坂下寛志(石川県金沢市 / BAKE SHOP bien Bake →ウェブサイト @Sakashita_h)
- サガワショーコ(新潟県佐渡島 / レストラン&バーこさど →ウェブサイト @parfait0amour)
- スラス・ステファン(東京都立川市 /立川カフェ Stephan and Joe →Facebookページ →Instagram @steeeephaaaan)
- 関口幸秀(カステリーナグループ →ウェブサイト @yukihide_lion)
- 違克美(神奈川県横浜市 / 旅するコンフィチュール →ウェブサイト @TabisuruConf)
- 西剛紀(兵庫県尼崎市 / リビエール →ウェブサイト @nishitake0525)
- 野田一寿(神奈川県横浜市/ Hitotsu →ウェブサイト @NodaKazutoshi)
- 丸橋裕史(丸橋企画株式会社 / プロデューサー →Facebook)
- 渡邉泰史(埼玉県北浦和 / パティスリーポルトボヌール →Facebookページ @15portebonheur)
#被災地農家応援レシピ・#CookForJapanこれまでの活動
【10月23日~】#被災地農家応援レシピによる応援
2019年10月、神谷から始まった一連のツイートたちには #被災地農家応援レシピ というハッシュタグをつけてツイートしていました。このツイートがきっかけとなって、「食べチョク」や「ポケットマルシェ」に出品されていた長野県のフルプロ農園さんのリンゴ1000㎏や、栃木県の君嶋きのこ園さんの原木シイタケ・しんしん農園さんのサツマイモ、紅はるかも売り切れました。
【11/12~12/12】長野アップルライン復興プロジェクトのクラウドファンディングへの協力
12月には長野県のフルプロ農園さんが主体となり行った「長野アップルライン復興プロジェクト」のクラウドファンディングを応援しました。こちらのクラウドファンディング、目標金額は1000万円。
#CookForJapanのシェフ・パティシエが長野市へ行き、3日間のコラボディナーを開催するというチケットはひと口15,000円と高額ながら、5時間で売り切れに。
アップルライン復興プロジェクトは、一か月のクラウドファンディングを終え、集まったお金は11,495,666円、なんと115%で達成しました。
こちらは、株式会社CAMPFIREのクラウドファンディングサイトGoodmorningが選ぶ『2019年をあらわす10のプロジェクト』で、2019年に最も多くの金額を集めたプロジェクト、として紹介されています。
【11/20】#被災地農家応援レシピ料理教室
尼崎リビエールの西シェフ@nishitake0525 が被災したフルプロ農園のリンゴを買ってくれた方たちと開いたタルトタタンワークショップが神戸新聞に掲載されましたー。
— Takayuki KAMIYA (@Taka09KMY) November 25, 2019
西シェフ背高いんだな。。#被災地農家応援レシピ#cookforjapan pic.twitter.com/SrFzy6vqdl
兵庫県尼崎市のリビエールのオーナーシェフ、西によるタルトタタンの料理教室が開催しました。Twitterで料理教室を知った方が参加した会は、神戸新聞さんにご掲載いただいています。
【1/18】#被災地農家応援レシピを作る会
1月には、Twitterに投稿されている#被災地農家応援レシピを実際に作ってみよう、という集まりも開催しました。#CookForJapanのメンバー編集者の江六前を中心に行った企画です。
1月の後半、雪の降る日でしたが小さなお子さんも合わせて、20人ほどの人が集まり、リンゴのベーコン巻き(メンバー:小野田)・野田シェフのリンゴとカマンベールのタルティーヌ(メンバー:野田)・牛スネ肉と大根の赤ワイン煮込み(そるるなさん)・カブとリンゴのサラダ(メンバー:石川)を作りました。
それぞれのメニューは各レシピのツイートにリンクしています。
途中、フルプロ農園の徳永虎千代さんとテレビ電話でつないで長野の現状を教えていただいたり、長野や千葉の野菜で被害の多かった農家さんの野菜販売も行いました。
作る会の様子は当日参加いただいた田窪綾さんのnoteが詳しいです。
https://note.com/ayatakubo/n/n5336d9388e99
これからの活動予定
一般社団法人化する目的は、継続して、幅広い応援を行う事です。インターネット上で寄付が可能になり、災害の後など募金や寄付などを通じて被災地を応援する人も増えたと思います。ですが、被災地の応援の中で特に大切なのは継続すること。風化させないことにあるのではないでしょうか?
風化させないために、これからも#CookForJapanは活動を続けていきます。
2/3 プレス会見
一般社団法人の設立に伴い、横浜 CASTELLINA yokohama にてプレス会見を行います。当日は新聞・テレビ・ネットメディア関係者および、#被災地農家応援レシピ の初期から応援してくれているTwitterユーザーの方やNoteライターの方、そして食べチョク代表の秋元さん、チバベジ代表の安藤さんにもお越しいただく予定です。
#CookForJapanも14名のメンバーが参加します。
代表神谷、石川、江六前、小野田、表原、坂下、サガワ、スラス、関口、違、西、野田、 丸橋、渡邉が参加予定
ご報告したいこと
- これまでの活動報告
- 一般社団法人化の目的
- 協力団体の紹介
- 今後の活動予定
会見向けのプレスリリースはこちらのPDFファイルをご覧ください。
2/7~9 アップルライン復興プロジェクト×#CookForJapanコラボディナー
2/7(金)~9(日)の三日間、長野駅近くのオステリアガットさんにて毎日違うシェフの組み合わせでコラボディナーを開催します。コラボディナーでは、フルプロ農園さんのリンゴはもちろん、プライムミートさんから提供いただく長野の信州牛、長野市の丸金さんからは木の粉を培地として育てたエノキ茸もご提供いただきます。
コラボディナー協賛企業一覧
プライムミート株式会社 http://www.primemeat.jp/
株式会社丸金 http://www.marukin.jp/
株式会社ビビッドガーデン https://vivid-garden.co.jp/
(農家直送通販サイト:食べチョク運営会社)
ホテルメトロポリタン長野 http://wedding.metro-n.co.jp
坂城葡萄酒醸造 https://sakaki.wine
オステリアガット https://sakaki.wine/retail/osteria/
2/7 カステリーナ 関口・La Table de KAMIYA 神谷・クレールマリさん
初日は東京を中心に6店舗を展開するカステリーナグループの統括シェフ関口と、南仏ニースにLa Table de KAMIYAをオープンしたばかりのオーナーシェフ神谷、そして奥さまのクレールマリさんによるディナーです。
リンゴを使った調味料「モスタルダ」を被災地農家応援レシピで提供していた関口の担当は前菜と魚料理。とても楽しみな一日目です。
ミニャルディーズ(コースの後、コーヒーなどと一緒に提供されるお菓子)は別でご紹介しますが、そちらも、すごく豪華なメンバーにより提供されます。
各シェフの紹介
関口幸秀
神楽坂、中目黒、横浜、渋谷、茅場町に6店舗展開するイタリアン、カステリーナグループの統括料理長
神谷隆幸
La Table de KAMIYA オーナーシェフ・ゴエミヨのエスポワールと期待の若手賞受賞・ミシュラン アシェット獲得
エスコフィエ協会コートダジュール支部
クレールマリさん
La Table de KAMIYAとClairemari のシェフパティシエ。
さくらんぼのコンフィチュールで世界5位、イチゴのコンフィチュールで世界1位。
2/8 Le Bon Vivant 梅田シェフ・La Table de KAMIYA 神谷・クレールマリさん
2日目、8日は軽井沢の「Le Bon Vivant」梅田シェフが参加されます。梅田シェフは長野県軽井沢の通称「グルメ通り」にお店を構えられているオーナーシェフ。長野食材知り尽くしてるシェフが参加する夜のディナーも楽しみです。
各シェフの紹介
梅田正克シェフ
Le Bon Vivant 軽井沢 オーナーシェフ
吉祥寺にある南欧料理の老舗 Le Bon Vivantから独立して1999年にオープン。現在21年目。
神谷隆幸
La Table de KAMIYA オーナーシェフ・ゴエミヨのエスポワールと期待の若手賞受賞・ミシュラン アシェット獲得
エスコフィエ協会コートダジュール支部
クレールマリさん
La Table de KAMIYAとClairemari のシェフパティシエ。
さくらんぼのコンフィチュールで世界5位、イチゴのコンフィチュールで世界1位。
2/9 Hitotsu 野田・La Table de KAMIYA 神谷・クレールマリさん
奇しくも、Hitotsuのシェフ野田と神谷・クレールマリさんのコラボレーションは一年ぶり。昨年はまだLa Table de KAMIYAがオープンしていなかったから可能だったこの二人の競演が、まさか長野で楽しめるとは、と楽しみな夜です。
各シェフの紹介
野田一寿
Hitotsuオーナーシェフ。南仏、ニースへ留学後、2012年「Brasserie Amour」を開業。2019年、「Hitotsu」リニューアルオープン。
神谷隆幸
La Table de KAMIYA オーナーシェフ。ゴエミヨのエスポワールと期待の若手賞受賞・ミシュラン アシェット獲得
エスコフィエ協会コートダジュール支部
クレールマリさん
La Table de KAMIYAとClairemari のシェフパティシエ。
さくらんぼのコンフィチュールで世界5位、イチゴのコンフィチュールで世界1位。
2/7-9共通 ミニャルディーズ ポルトボヌール 渡邉・romi-unie confiture・ BAKE SHOP bien Bake 坂下・リビエール西
ポルトボヌール オーナーシェフ 渡邉泰史
千葉の「菓子工房 アンシャンテ」で修行後、2004年に渡仏。ロレーヌ地方のお店で修業。帰国後2006年「ベルアメール」、2007年から「ドゥ シュークル」に勤め、2015年に「Patisserie Porte Bonheur」を北浦和にオープン。テレビや雑誌などにも取り上げられるシュークリームが人気。
romi-unie confiture いがらしろみ
東京・フランスで学んだフランス菓子をもとに、雑誌、書籍、TVやイベントを通じ、“お菓子作りの楽しさをひろめる活動“を行う。「お菓子みたいなジャム」をコンセプトにしたジャム専門店「Romi-Unie Confiture」<鎌倉>のほか、 焼菓子とジャムの店「Maison romi-unie」<東京・学芸大学>、秋・冬だけオープンするチョコレート菓子の店「Chocolaté romi-unie」<鎌倉>の3店舗を15年以上に渡り営む
BAKE SHOP bien Bake オーナーシェフ 坂下寛志
大学を中退後、自由が丘の名店「パティスリーモンサンクレール」入社。同店のスーシェフを務めたのち退職。その後、パティスリートゥルモンドのシェフ、ヨックモックの商品開発部などを経て2019年金沢に「BAKE SHOP bien Bake」を開店。ジャパンケーキショー : グランガトー 金賞 / プチガトー 大会会長賞などを受賞。
リビエール オーナーシェフ 西剛紀
兵庫県尼崎市の洋菓子店リビエールの二代目オーナーシェフ。フランスで修業したのち、1982年創業の同店のオーナーシェフを引き継ぐ。2019年、『婦人画報のお取り寄せ』でかわいらしい猫の柄の缶に入ったラングドシャが一位に。
3/14 第2回被災地農家応援レシピを作る会
詳細は未定ですが、3月14日、前回と同じく場所は葛西スペースさんにて、被災地農家応援レシピを作る会を開催予定です。詳細が決まり次第こちらのページ、オフィシャルTwitterからご案内させていただきます。
応援メッセージ
農家さんや、飲食・流通関連の方から一般社団法人化のお祝いメッセージをいただいております。ありがとうございます。
長野市赤沼のフルプロ農園・アップルライン復興プロジェクト代表 徳永虎千代さん
CookForJapanが一般社団法人化されたこと心からお祝い申し上げます。当農園は昨年10月の台風19号で被災し、ほぼ全てのリンゴが浸水被害を受けました。収穫の最盛期を迎えていたため、一度は絶望し、どうしたら良いのかわかりませんでした。そんな時、ツイッターを通じて遙か遠くの地・フランスのニースから支援の声を上げてくれたのが、代表の神谷隆幸シェフです。料理人にとっては門外不出のリンゴを使ったレシピを公開し、それがSNSで拡散。世界各地の料理人が次々とレシピを公開するムーブメントにまで繫がり、復興に向けて大きな力を得ました。我々、生産者は農産物を作り、料理人が調理することでそれが何倍もの価値になります。CookForJapanが一般社団法人化することで、農家と料理人の連携がこれまで以上に進み、復興の弾みになることを願っています。
食べチョク運営会社、株式会社ビビッドガーデン 代表取締役社長 秋元里奈さん
こちらの #CookForJapan のプレス発表会、食べチョク代表として私も参加します。台風19号の後に発足した #被災地農家応援レシピ の取り組みから始まり、食べチョクは販売プラットフォームとしてご協力させていただいてます。
— 秋元里奈👨🌾食べチョク代表 (@aki_rina) February 2, 2020
被災地の生産者さんの復興に少しでも貢献できたら。心から応援してます! https://t.co/Lv4ECAWKj4
君嶋きのこ園 君嶋治樹さん
CookForJapan、社団法人化されるそうです。この輪がもっと広がっていくのかなと思うと、とても嬉しいです!
— 君嶋きのこ園@冬子しいたけ販売&全力復旧中! (@kimijimakinoko) February 1, 2020
これからのご活躍、楽しみにしております🤗 https://t.co/rLcd2VgjhW
プレス用資料
こちらの資料はメディア関係者様向けにご用意しております。各媒体で記事にする際などご利用ください。なお、記事化する際、こちらのメールアドレスまでご連絡いただけると幸いです。
オフィシャルロゴ

代表プロフィール

神谷隆幸(かみやたかゆき)愛知県生まれ。専門学校卒業後、ミクニ、シェ松尾等で修行を積む。
2009年に渡仏。Le vieux logis(Tremolat ミシュラン1ッ星 )でフランス最高勲章MOFのヴァンソン・アーノルドに師事。その後Chateau Eza(Eze village ミシュラン1ッ星)にてスーシェフ。2013年ニースにHANgoûtをオープン。2018年に移転のため閉店し、2019年La Table de KAMIYAを南仏カーニュにオープン。
ミシュランガイド ラシェット獲得・ゴー・エ・ミヨーガイド 2トック獲得
ゴー・エ・ミヨーガイド プロヴァンス・コートダジュール部門でエスポワール・期待の若手賞獲得
プレス会見時の写真

プレス会見に際しまして、メンバー全員が集合するタイミングがございました。メンバーが一堂に会したのは初めてでしたので、非常に嬉しい機会となりました。プレスリリースでのお話しした概要、質問事項へのお返事など、随時追記予定です。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿者プロフィール

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